【副詞の位置が分からん】英語の副詞を徹底解説!!種類や正しい使い分けとは?

副詞は名詞以外を修飾する言葉です。

この記事では

・副詞って一体何?

という内容から

・副詞ってどこに置けばいいんだ?
・副詞の整理ができていないから整理したい。

という内容まで記載しています。
この記事は、副詞を必要最低限かつ完璧に解説しているのでぜひご覧ください。

副詞とは??

副詞は名詞以外を修飾する言葉です。
修飾とは、「とても美しい」の「とても」のように、ある対象(今回は美しいという語)にさらなる意味を持たせる、もしくは意味を限定することを意味します。

そして、この修飾として大いに活躍するのがこの副詞です。

それでは副詞がどんな形をしているのか?そして具体的に副詞にはどんな種類があるのかを見ていきます。

副詞の語形

副詞は一般的に形容詞の語尾にlyがついた形をしています。

形容詞にlyつければいいんですね!!なら、happyはhappylyでgentleはgentlelyか。
いや、待て。ただ単に形容詞にlyを付ければ完成というわけではない。そもそもhappylyとか言いにくいだろう。だから言いやすいようにhappyはyを外してiにしてからlyをつけるなどのルールがあるんだ。
なんだそれ!!ややこしいです!!とりあえず、早く教えてください。今すぐに。

「子音字+y」で終わる形容詞

yを外してiに変えてlyをつけます。

lucky → luckily(運よく)
happy → happily(運よく、幸いにも)

「le」で終わる形容詞

eをとってyをつけます。

gentle → gently(穏やかに)
extreme → extremely(極端に、ひじょうに)

「ll」で終わる形容詞

yだけをつけます。

dull → dully (鈍く)

carefulやbeautifulなどの-fulで終わる形容詞には、そのまま-lyを付けます。

careful → carefully
beautiful → beautifully

「ue」で終わる形容詞

eをとってlyをつけます。

true → truly

polite(丁重に)など、ただの-eで終わる形容詞には、そのままlyをつけます。

polite → politely

いったん語形の変化をまとめましょう。

現在時制 過去時制
子音字+y yをiに変えてlyをつける
-leで終わる eをyに変える
-llで終わる yだけをつける
-ueで終わる eをとってlyを付ける

副詞の語形を押さえたと思うので、次は副詞の種類について見ていきましょう。

副詞の種類

副詞には主に以下の6種類があります。

・頻度を表す副詞
・程度を表す副詞
・様態を表す副詞
・場所を表す副詞
・時を表す副詞
・文修飾の副詞

それでは一つ一つ見ていきましょう。

① 程度を表す副詞

程度を表す副詞とは、一体なんでしょうか?

これは「〜どのくらい??」を示す副詞で、有名なものとしては「very(とても)」があります。

程度を表す副詞の例

程度を表す副詞は以下のようなものがあります。

・very,greatly(とても)

・quite,rather(結構、なかなか)

・hardly,scarcely(ほとんど〜ない)

程度を表す副詞の位置

では、程度を表す副詞は一体どこにおけば良いのでしょうか?

それは、能動態と受動態で異なります。

・能動態の場合は、一般動詞の前で助動詞・be動詞があればその後ろに配置
・受動態の場合は、一般動詞の前で助動詞・be動詞があればその後ろに配置。

こんなのややこしすぎるよ・・・・前とか後ろとか覚えにくい・・・
大丈夫だ!!良い覚え方がある!!この頻度を表す副詞はnotと同じ位置にある。なぜならnotも頻度を表す副詞だからな。

She slightly turned to the left!!
(彼女はわずかに左へ向きを変えた)

She didn’t turn to the left!!
(彼女は左へ向きを変えなかった)

このようにnotに置き換えた時、同じ位置になる。

程度を表す副詞の分類

程度にはもちろん、どれくらいの度合いか?といった度合いがあります。

以下に、度合いの強さで並べたので、参考にしてみてください。

↑ 度合いが強い

absolutely,completely(完全に(100%肯定))

very,greatly(とても)

quite,rather(結構、なかなか)

slightly(わずかに)

hardly,scarcely(ほとんど〜ない)

not(全く〜ない(100%否定))

↓ 度合いが弱い

② 頻度を表す副詞

頻度を表す副詞の例

頻度とは「どれくらいの頻度で?」の頻度です。
なので、時や間隔に関係する意味を持った語が当てはまります。

・always(いつも)
・daily(毎日)
・weekly(毎週)
・often(しばしば)
・sometimes(ときどき)
・rarely(滅多に〜ない)

それでは、この頻度を表す副詞の位置を見ていきます。

頻度を表す副詞の位置

この副詞は頻度の種類によって置く位置が変わります。
頻度の種類は大きく二種類に分けられて、それぞれ「一定の頻度」と「不定の頻度」があります。

・一定の頻度
以下のような一定の頻度を表す副詞は文末に置きます。

・daily(毎日)
・weekly(毎週)
・hourly(1時間ごとに)
・yearly(1年ごとに)

・不定の頻度
これらは先ほどの程度を表す副詞と同じ位置(notと同じ位置)

・always(いつも)
・often(しばしば)
・sometimes(ときどき)
・rarely(滅多に〜ない)
・seldom(滅多に〜ない)
・never(いっさい〜ない)

覚えておいても良いかも?

不定の頻度を表す副詞は、その頻度を強調したい場合は文頭に置かれる場合がある。
しかし、alwaysは命令文以外では、文頭に置くことができない。

③ 様態を表す副詞

様態とは「物事のあり方や、物事の状態」を指します。
つまり、様態を表すとは「どのような状態で?どれくらいで?」などを説明します。

例を挙げると、He rans fast(彼は速く走る)のfastなどが様態です。
実際に、走る(ran)という行為をどのような状態で??に対してfast(速く)と説明していますね。

このように様態を表す副詞とは「物事のあり方や、物事の状態を表した副詞」を指します。

様態を表す副詞の例

様態を表す副詞は基本的に「形容詞+ly」です。

・suddenly(突然に)
・carefully(注意深く)
・fast(速く)

様態を表す副詞の位置

様態を表す副詞は目的語があるかないかで位置が変わります。

様態を表す副詞の位置は3パターンあります。

パターン①
・目的語がない時
動詞の後ろに配置する

He runs fast.
(彼は速く走る)

パターン②
・目的語がある時
目的語の後ろに配置する

He drives his car carefully.
(彼は注意深く運転する。)

パターン③
・目的語がある時
動詞の前に配置することもできる。
パターン②とは打って変わって動詞の前に配置することも可能です。
ただ、注意点としてfastやwellなどのlyが付かない様態の副詞は動詞の前に置くことができず、パターン③は適用されません。

He carefully drives his car.
(彼は注意深く運転する。)

これでも可。

押さえたいポイント
・Wellやfastのように、語尾がly以外の様態を表す副詞は、動詞の前に置くことができない。

・目的語がある時は、目的語の後ろ or 動詞の前に副詞が置かれる。

・どんなパターンでも、目的語の前に副詞が来るということは無い。

一つ気になったんだけどさ、目的語がある時は、動詞の前でも後ろでも置けるみたいだけど、使い分けはどうすればいいの??
これに関しては、強調したい箇所によって変わる。それを以下に示そう。

彼は注意深く運転するの例で、最も強調したい箇所が「注意深く」の場合は、副詞を動詞の前に持ってきます。

・He carefully drives his car.

そして、「運転する」を強調したい場合は動詞の後ろに持ってきます。

・He drives his car carefully.

ややこしくなったから以下にまとめるぞ。

・目的語がない時
動詞の後ろ

・目的語がある時
目的語の後ろ
(※動詞の前にも置けるが、ややこしくなるので最初は別に意識しなくて良い。)

④ 時を表す副詞

時を表す副詞の例

・now(今)
・then(その時)
・yesterday(昨日)
・today(今日)
・tomorrow(明日)
・tonight(今夜)

時を表す副詞の位置

時を表す副詞は、主に文末に置きます。

He came home yesterday.
(彼は昨日家に帰ってきた)

ただ、時を強調したい場合は文頭に置く時があります。
その場合は、コンマをつける必要があります。

Yesterday, he came home.
(彼は昨日家に帰ってきた)

彼が帰ってきたことよりも、昨日帰ってきたことを強調したい場合には「時」を文頭に持ってくる。

nowとthenに関しては、一般動詞の前、助動詞・be同士の後ろに置くことが可能です。つまりnotと同じ位置です。

⑤ 場所を表す副詞

場所を表す副詞の例

・here(ここに)
・there(そこに)
・far(遠く)
・away(離れたところへ)
・home(帰って)

場所を表す副詞の位置

場所を表す副詞も、時と同じで主に文末に置きます。

・程度を表わす副詞
・頻度を表わす副詞
確信の度合いを表わす副詞
評価や態度を表わす副詞
・時を表わす副詞
・場所を表わす副詞
・様態を表わす副詞

⑥ 文を修飾する副詞

これは、文から独立して文章全体を修飾する副詞をさします。

この副詞は主に以下の3つがあります。

・評価を表す副詞
・話し手の主観(気持ち)を表す副詞
・話し手の態度や述べ方を表す副詞

それでは一つ一つ見ていきましょう。

文修飾① 評価を表す副詞

これらは修飾したい語句の前に起きます。
程度を表す副詞と位置は同じと捉えても良いでしょう。

・obviously(明らかに)
・certainly(確かに)
・surely(きっと)
・probably(たぶん)
・maybe(たぶん)
・evidently(たぶん)
・seemingly(見たところでは〜らしい)
・possibly(もしかすると)

覚えておくと良いかも?
ちなみにこれらは「It is 〜 that」構文に書き換えることが可能です。
ただし、apparentlyとevidentlyは意味が変わってしまうので注意です。

文修飾② 話し手の主観的(気持ち)を表す

これは、主に文頭にきます。

主観の気持ちを示した副詞が前提として、文全体を修飾するので文頭になります。

イメージとしては下のイラストのようになります。

文修飾③ 話し手の態度や述べ方を表す副詞

続いては、話し手の態度や述べ方を示す副詞です。

この例としては以下です。

・truly(実を言えば)
・honestly(正直に言って)
・broadly(大まかに言えば)
・frankly(率直にいうと)
・strictly(厳密に言えば)

これらも話し手の態度、述べ方が前提としてあるので主に文頭におきます。

イメージとしては下のイラストのようになります。

以上が副詞の意味と種類です。
品詞の中でも、副詞は一番ややこしいと思うので一回で理解しようとせず、英文を読んで少しずつ慣れていくと良いと思います。