この記事では、asとwhileの違いと使い分けついて述べます。
この記事では、『時』に関するasとwhileの意味を述べて、これらの使い分けについて説明します。
そして、asとwhileだけでなくwhenに関しても違いを説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。
asとwhileについて
asとwhileはどちらも「時」を表現します。
※「時」以外にも意味がたくさんあります。
ここで気になるのは、この二つの使い分けですよね。
それぞれの意味をあげると、asに関しては・・
〜している時
〜したとたん
〜しながら
という意味があります。
対して、whileは
〜している間
といった意味があります。
ここで明らかに違う箇所として、asは『〜したとたん』と因果関係を示しているという点です。例えば、AのあとにBが起きた。などです。whileは『〜している間』と同時に起きた現象のみに使っています。
asとwhileの使い分け方
先ほどあげたとおり「~しているとき」という表現はwhileとas両方あります。
これらの使い分けは、この〜と〇〇の二つの出来事の関心度によって異なります。
関心度とは、簡単に言うと人に伝えたい度を指します。
例をあげます。
仮にあなたが寝ている時にお金が盗まれた状況を人に伝えたい時、寝ている事実かお金を盗まれた事実、どちらを強く伝えたいでしょうか?
おそらく、お金が盗まれたときでしょう。
このように、二つの出来事をあげるにしても関心度は異なってきます。
これが、関心度です。
そして、本題であるasとwhileの使い分けに戻ります。
実は、asはこの関心度がほぼ同じである時に用います。
例えば、テレビを見ている時、親が帰ってきたという状況。
この二つの出来事の関心度はほぼ同じだと思います。
このような場合に、asを用います。
対して、whileは二つの出来事のうち、片一方に強く関心がある….つまり片一方のことを強く伝えたいときに用います。
これは先ほどの千円が盗まれた例のとおりです。
まとめ
- 同時に起こった二つの出来事で関心度がほぼ同じ時は、as
- 二つの出来事で片一方の関心度が強い時は、while
asとwhenの違い
asとwhenの違いも補足で述べておきます。
これらはどちらも「時」を表しますが、asは先ほどあげた通り「同時」の意味合いがあります。
対して、whenは「順序」の意味合いがあります。
順序とは、〜がおきてから〇〇のような捉え方です。
例えば、外に出た時雨がふってきた。のように
「外に出る」という出来事の次に「雨が降る」といった順序の構成になっています。
このようにwhenは同時の意味合いはなく、順序の意味合いがあります。