asとwhileの違いって何？！使い分け方を解説（whenとの違いも）

時を表す時のasとwhileの違いが分からない・・

この記事では、asとwhileの違いと使い分けついて述べます。

この記事では、『時』に関するasとwhileの意味を述べて、これらの使い分けについて説明します。
そして、asとwhileだけでなくwhenに関しても違いを説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。

asとwhileについて

asとwhileはどちらも「時」を表現します。
※「時」以外にも意味がたくさんあります。

ここで気になるのは、この二つの使い分けですよね。
それぞれの意味をあげると、asに関しては・・

という意味があります。

対して、whileは

といった意味があります。

ここで明らかに違う箇所として、asは『〜したとたん』と因果関係を示しているという点です。例えば、AのあとにBが起きた。などです。whileは『〜している間』と同時に起きた現象のみに使っています。

ふむふむ・・whileは同時の時に使うのね・・・けどasにも「〜している時」って同時に起きた現象を示す表現があるよ！！！「〜している時」と「〜している間」ってどう使い分けたらいいんや！！！！

大丈夫だ。今回は、このかぶっているasとwhileの使い分けも詳しく解説する。

asとwhileの使い分け方

先ほどあげたとおり「～しているとき」という表現はwhileとas両方あります。
これらの使い分けは、この〜と〇〇の二つの出来事の関心度によって異なります。

関心度ってなに・・詳しく教えて。

関心度とは、簡単に言うと人に伝えたい度を指します。

うーん・・例をあげて説明してくれ。

例をあげます。

仮にあなたが寝ている時にお金が盗まれた状況を人に伝えたい時、寝ている事実かお金を盗まれた事実、どちらを強く伝えたいでしょうか？
おそらく、お金が盗まれたときでしょう。

このように、二つの出来事をあげるにしても関心度は異なってきます。
これが、関心度です。

そして、本題であるasとwhileの使い分けに戻ります。

実は、asはこの関心度がほぼ同じである時に用います。
例えば、テレビを見ている時、親が帰ってきたという状況。
この二つの出来事の関心度はほぼ同じだと思います。

このような場合に、asを用います。

対して、whileは二つの出来事のうち、片一方に強く関心がある….つまり片一方のことを強く伝えたいときに用います。
これは先ほどの千円が盗まれた例のとおりです。

だいたい分かった！！関心度の違いで使い分ければいいのね！

asとwhenの違い

asとwhenの違いも補足で述べておきます。

これらはどちらも「時」を表しますが、asは先ほどあげた通り「同時」の意味合いがあります。
対して、whenは「順序」の意味合いがあります。

順番・・？例をあげて教えて・・

順序とは、〜がおきてから〇〇のような捉え方です。

例えば、外に出た時雨がふってきた。のように
「外に出る」という出来事の次に「雨が降る」といった順序の構成になっています。

このようにwhenは同時の意味合いはなく、順序の意味合いがあります。