「as as possible」の意味と使い方を解説!

『as as possible』は日頃、英語と関わっていると非常によく出てくる表現です。

ただ、asasの表現が多すぎて意味や使い方が曖昧になっていると思います。

そこでこの記事では、この『as as possible』をマスターしてもらえるようにガッツリ解説します。ぜひ最後までご覧ください。

「as as possible」の意味と使い方

「as as possible」の意味

まず早速「as as possible」の意味を示します。

「as…as possible」は「できるだけ…」という意味です。

えーと・・さっぱりわからん・・使い方も含めて具体例で教えてほしい・・
安心してくれ。今から具体的に説明する。

「as as possible」の使い方

さて、「as…as possible」に関してだが、このasとasの間には形容詞か副詞が入る。ちなみに形容詞は何も変化もさせず原級をそのまま入れる。使い方をイメージするために例文をいくつか載せておく。
I will run as fast as possible.
(私はできるだけ速く走る。)
I will finish the task as quickly as possible.
(私は課題をできるだけ早く終える。)
I want to study as many things as possible.
(私はできるだけ多くの事を学びたい。)
え!最後の例文だけど「as…as」の間って名詞も入るの??
基本的には形容詞か副詞が入るが、形容詞+名詞で入るケースもある。その時の形容詞は「much」や「many」が圧倒的に多いイメージがある。ちなみに名詞単体では入らない。

「as…as S can」との違いは?

この2つは表現が違うだけで、意味は全く同じです。
例えば「あなたはできるだけ早く家に帰るべきだ。」という文章は、

①You should go home as soon as You can.
②You should go home as soon as possible.

の2つで言い表せます。

①の「as…as S can」の方がガッチリしていますが、冗長な表現です。なのでpossibleの方が使われています。

更にビジネスでもpossibleの方は頻繁に使われおり、TOEICの問題でもたまに出現する略語「ASAP」はas soon as possibleの意味です。

なぜasas表現なのか?

まず「asas」表現は比較表現です。

一番イメージされるのは「同じくらい」と言った意味ではないでしょうか。
例えば「A as…as B」なら「AはBと同じくらい…」という意味になります。

>>「同じ」を示す比較表現について

「as…as possible」は「as…as S can」と同義なので、possibleをS canに置き換えて考えると理解しやすいです。

例えばこんな文章があったとします。

You should go to the hospital as soon as you can.

この例文の意味を比較級の原級を元に考えれば「あなたができるのと同じくらい早く病院にいくべき」の意味になります。

これは日本語だと非常に違和感のある表現です。しかし、「あなたができるのと同じくらい」は「あなたができるだけ」と捉えることができます。

うーん・・なんとなく捉えれたかも。

だから「as…as possible」で「できるだけ…」 という意味になるのです。

「as as possible」の復習

ここまでで習った「as as possible」を復習してみましょう。

このような例文があったとき「as as possible」を使えばどうなるでしょうか?

あなたはできるだけ早く課題を終わらせるべきだ。

ゲゲッ!私が言われているみたいで心が痛い・・・・

さて、この文章を英語で表現すると以下のようになります。

You should finish the task as soon as possible.
(あなたはできるだけ早く課題を終わらせるべきだ。)

どうでしょうか?無事解けましたか?

「as…as possible」は、日常生活でも頻繁に使うのでぜひ慣れてくださいね。

そしてこのサイトでは、「as many as」以外にもいろいろ解説しているのでそちらもご覧ください。

では、良い英語ライフを!!