英語の名詞を徹底解説!!可算名詞と不可算名詞をもっと詳しく教えて!!

英語の名詞とは?

名詞は「人・もの・こと」を表す言葉です。
名詞は文章の中の主語や目的語になります。

名詞は2種類に分けられる

名詞は大きく「数えられるもの」と「数えられないもの」に分けることができます。

例えば、りんごは「1個」「2個」と数えることができますが、空気などは数えることができません。

英語では、数えられるものを「可算名詞」
数えられないものを「不可算名詞」といいます。

それでは、今からその二つを詳しく見ていきましょう。

可算名詞

先ほど挙げた通り、リンゴのように数えられるものを可算名詞と言います。

そして、この可算名詞は「普通名詞」と「集合名詞」に分けることができます。
詳しく見ていきます。

普通名詞

普通名詞は、最も一般的な名詞です。

例を挙げると「apple(リンゴ)」や「book(本)」などです。

ちなみにリンゴが1個だけの時の複数のリンゴがある時は英語の表現が異なります。

【リンゴが1個の時】
I eat an apple.
(私は(一個の)リンゴを食べる)

【リンゴが複数の時】
I eat apples.
(私は(複数の)リンゴを食べる)

このように一つの時は、そのままappleと書き、複数になるとapplesと後ろにsをつける必要があります。

ふーん。なら1個の時はそのままで、複数になるとsをつければいいってだけの話なんだね。
それは甘すぎる。s以外にもesなどがある。

以下にsやesなどの複数形の全パターンとその単語例を載せます。

複数形のパターン 単語例
語尾にsを付ける cats(猫)
dogs(犬)
books(本)
desks(机)
語尾にesを付ける
(語尾がs,sh,ch,x,oの単語)
buses(バス)
dishes(皿)
taxes(税金)
語尾のyをiに変えesを付ける
(語尾が単子音+yの単語)
city(市)→cities
ability(能力)→abilities
複数形でも変わらない fish(魚)→fish
特定の単語に変化
(規則はないので覚える)
man(男)→men
child(子供)→children

ちなみに、1行目のcatsとbooksでは発音が異なります。

catsの場合はsを「ス」で発音し、booksの場合はsを「ズ」で発音します。

詳しい内容は下の記事をご覧ください。

集合名詞

集合名詞は「集合」というワードが指す通り、「複数人(複数)集まって1つになった名詞」のことを指します。

例を挙げるなら「team(チーム)」や「family(家族)」などがあります。

可算名詞の次は、もう一つの分類である「不可算名詞」について見ていきましょう。

不可算名詞

不可算名詞は「不」がついているので大体察しがつくかもしれませんが、意味は数えることができない名詞です。

例として「空気」や「液体」などがよく挙げられます。

不可算名詞は「固有名詞」と「物質名詞」と「抽象名詞」の3つに分けることができます。
それでは一つ一つ説明します。

固有名詞

固有名詞は存在が固有のもの、つまり一つしかないものを指します。

例を挙げると「Japan(日本)」や「Taro(太郎)」などです。

物質名詞

「水」や「空気」などの固体・液体・気体を表す名詞を指します。

これらは数えることができません。

ただ、水に関しては一つの容器に入れられた場合などがありますよね?
例えば一杯のコップに入れられた水など。

これは数えることができるはずじゃないの??

その通り。容器に入れられた場合は数えることができます。

しかし、その数え方は特殊で「a cup of water(一杯の水)」などofを使用して表現します。

決して「a water」などとしてはいけません!!!

抽象名詞

この抽象名詞は「information(情報)」や「life(人生)」など目に見えないものや触れられない抽象的なものを指します。

名詞の見分け方

英語には名詞以外にも動詞や形容詞など沢山の品詞があります。

では、その中で名詞を見分けるためにはどうすれば良いでしょうか?

その答えは単純で、名詞には語尾にある特徴があります。下は、その特徴を載せた表になっています。
これさえ押さえれば、名詞の見分けを付けることができるでしょう。

名詞の語尾 単語例
-or doctor(博士)
-tion station(駅)
-sion decision(決定)
-ty duty(義務)
-ity identity(同一性、アイデンティティ)
-er engineer(エンジニア)
-ee employee(被雇用者)
-ment implement(用具)
-th health(健康)
-ness business(仕事)
-ance accordance(一致)
-ence dependence(依存)
-cy currency(通貨)

まとめ

この記事のポイントは以下の通りです。

この記事のポイント

  1. 名詞とは「人やモノ、こと」を指す
  2. 名詞は「可算名詞」と「不可算名詞」に分けられる
  3. 可算名詞は複数形にすることができる。
  4. 複数形にする際は語尾にsやesを付けるなどのパターンがある。